普通ボイラー溶接士免許更新 普通ボイラー溶接士再試験
千寿技熔株式会社の千寿です
今回はボイラー免許更新の流れをブログに残そうと思います
3年早いですねー
まず思った事は
また溶接試験場まで行き 縦向き溶接(V) 下向き溶接(F)しなくてはいけないのかと思っていた所
自分で材料を作って、自社で溶接、自分で曲げ検査して、曲げピースを検査場所に持ち込み
すみません、はっきり言って
すごーーーーーーーーく
面倒なんです。初めての更新にびっくりです。
その流れを初めて更新する方に少しでも役に立つことを想像しながら書いていきます。
ちなみに愛知県名古屋市付近での更新(再試験)になります
お住いの各自治体に確認ください。
初めに行うことは
免許が切れる2か月前から進める事ができるので
なるべく早めにアクションを起こすことをお勧めします。
ステップ1

まずは溶接する板を用意します。
私はサイズやら開先やら材質やら色々面倒なので購入しました。
名古屋市付近の方は
中部地区溶接技術検定委員会で購入可能です。
2026.12月では税込み1,500-でした。
価格は物価によって変わると思いますで、直接お問い合わせください。
ステップ2


溶接材を購入後、会社にて黒皮を落とします。
溶接にかかる場所は全て黒皮を落としましょう。
割れの原因や巻き込み不良など色々な原因の1つになります
後で後悔しないように忘れずにWW
ステップ3


溶接試験材を作っていきます。
材料3点をタック溶接(タップ溶接)していきます。
表は端の部分のみ。溶接で走る場所はタック溶接不可です。
してしまうと溶接不良起こします。試験場で溶接する場合はその時点で不合格になります。(昔試験官に言われましたW)
逆歪は入れています。(ボイラー溶接試験をしたときは今は逆歪させなくていいと言われましたが自治体によって違うのかも...)
私は今まで逆歪を入れていたので今まで通り入れています。どのくらいかは・・・勘ですWWW
ルートは4~4.5ミリぐらいにしています。
ステップ4
ここまで出来ましたら
次は試験板の打刻になります。
試験材をもって労働局に行きます。
名古屋の場合は、愛知労働局労働基準部安全課です。
代理の方でも良さそうですが申請者の免許、必要書類が必要です。
現地で申請用の紙があるので必要事項を書いていきます。
その際必要なのが、
ボイラー免許書、
証明写真(横24ミリ 縦30ミリ)
収入印紙1,500- 切手460-(こちらの2点は 最後の試験片提出の時でもOK)
この手続きが終わればその場で打刻を打ってくれます。
ここまでは免許 有効期間満了2か月前からできます。
ステップ5
さーて
本番はここです。溶接です。

初めての免許を取るときは、縦溶接(V)下向き溶接(F)
どちらも試験に合格しなくてはいけません。
しかし冒頭でも言いましたが、再試験は下向き溶接(F)のみ受かれば合格になります。
しかも、自分の会社で自分のペースで溶接できるのはすごくいいです。
緊張はだいぶなくなりますよねーーーー
ちなみに4ミリの棒を使っています。参考までに電気は
1パス180A 2パス170A 3パス160A 4パス160 5パス150A 6パス(ここは3.2ミリ棒)140A
あくまで目安です。

最終の写真は撮り忘れましたW
ステップ6
溶接完了後はよく冷ましてから
打刻してある場所を(38ミリ)写真参照
カットして2部品作ります。

黄色い部分の場所を38ミリにカットしていきます。


ガス切、コンタ切、バンドソー切、各種機械切
どの方法でもいいみたいです。
わたしは会社にバンドソーがあるのでバンドソーで切りました。
ステップ7
はいっ!次は溶接部を削ります。ビードカットです。


グラインダーは大変なので
粗削りはフライスでゴリゴリ削ります。

はいっ!ここまで削れればあとはグラインダーで仕上げます。
母材より削りすぎないようにして下さい。

こんな感じです。
角の部分は全てR1.5程度とってください。
ピン角より、割れ防止にもつながります。
切削部は少しバフをかけるといいそうですよ。
ステップ8
次は曲げ試験です。 表曲げ 裏曲げです。
こちらも自分んで持ち込んで曲げてもらいます。

名古屋市近辺ですと試験版を購入した、中部地区溶接技術検定委員会で曲げ可能です。
電話で曲げ試験の予約を取ってください。
曲げ試験の価格はR7・12月現在で税込み1,300-でした。
待っている間に目の前で曲げてもらえるので
すごーーーーーーーーーく ドキドキしますよW
写真でわかるように裏曲げはキレイですね。
表曲げは見てください・・・・・。クレータのような点が・・・・。
あーーーーーーーーーーーーーこれはあかんやろ(´;ω;`)ウゥゥ
ステップ9
曲げ試験を終えたらそのまま
名古屋の場合は、愛知労働局労働基準部安全課に向かいます。
こちらは特に予約はいりません。
その場で合否判定されます。
こちら不合格基準です。
1・長さ3.2ミリ以上の割れがある場合
2・割れの長さが3.2ミリ未満でもその合計が7ミリを超える場合
3・小割の数が10個以上ある場合
4・ブローホールの数が10個を超える場合
5・アンダーカット・溶け込み不良又はスラグの巻き込みが著しい場合
6・その他上記に準ずる欠陥がある場合
こんな感じです。

どのくらいの判断基準かわかりませんが
写真を見ると
ブローホールらしき物が裏曲げ3か所 表曲げ4か所
これならセーーーーフか!!!!!!!!!!!!!!
と、自分を甘やかしますW
さて試験片を渡して、多分5分も待っていないと思います。
「はい合格です。後日免許届きます」
ふー良かった良かった。
<ここで不合格の方>
試験片による更新申請は、更新のタイミングごとに1度限りに制度です。
不合格(判定不能)となったのでもう1度更新申請する(ステップ1~9)事はできません。
不合格の場合は1番最初に試験場に行って試験した事をもう一度行わなければなりません。
下向き(F)縦向き(V)をまた溶接になると思います(こちらは定かではないですが多分2種類です)
2年未満ですと難しい学科は免除です。2年超えると学科からやり直しです。これだけは避けたいですね。
合格の場合後日免許が来たら、古い免許は捨てて下さいね。
普通ボイラー溶接士の皆様ーーー、初めての再試験で良くわからない事がモヤモヤが少しでも取れればいいかなと思います
それでは
出会いに感謝
千寿技熔株式会社


